ももこ鍼灸院 ブログ

チック症と小児はり

2026年06月03日 22:48

チック症講座を開いて見えてきたこと。

それは「症状」よりも、その子の生きやすさでした。

先日はチック症講座オンラインで開催しました。

今回は小児科医の吉岡先生にお願いし、鍼灸師の方々と一緒にチック症への理解を深める時間となりました。講座を終えていちばん強く感じたのは、「チック症をどう消すか」だけが大事なのではなく、その子が毎日をどう過ごせるか、生きやすくなれるかという視点こそ大切なのだ、ということでした。

特に☝🏻最後の吉岡先生の言葉が印象深いですね。

その子の困りごとを聞くことでした。


私は普段、小児はりに関わる中で、チック症についての相談を受けることがあります。

特に昨年は、比較的症状の深いケースが続いたこともあり、自分なりにかなり調べたり学んだりしてきました。

ただ、実際には体験談は見つかっても、医療的な視点で整理された情報にはなかなか出会えず、「もっと医学的な考え方を知りたい」と感じていました。

今回の講座は、その思いからお願いしまして、実現したものでした。

講座の中で印象的だったのは、チック症そのものは自然に軽快していくことも多く、必ずしも一律に治療が必要というわけではない、という考えです。実際には、「その子が何に困っているのか」「どれくらい日常生活に影響があるのか」を見ながら、対応を決めていくとのことでした。



必要に応じて漢方を使ったり、症状が強く本人のつらさが大きい場合には専門的な医療機関につないだりする。つまり、症状だけを見るのではなく、“困りごと”を見る姿勢が大切なのだと学びました。